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【マレーシア医療事情】現地採用の日本人が知っておきたい病院と安心ポイントまとめ

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  • 8月5日
  • 読了時間: 6分

更新日:8月6日

Doctor

目次


   はじめに:海外就職、医療が心配…?

就職後、突然の体調不良に不安にならないために、事前に医療体制についても知っておくといいでしょう。

よく面談の際にもいただく質問ですが、

「日本語が通じる病院やクリニックはあるの?」

「日本のように気軽に受診できる?」とよく聞かれます。

Sick Woman

この記事では、現地採用でマレーシアに渡航する日本人が安心して働けるよう、日本語で対応可能な医療機関や生活に役立つ医療情報をまとめています。


マレーシアの医療レベルと特徴:ASEANでもトップクラス

「海外就職=医療が不安」という声は少なくありませんが、実はマレーシアはASEAN諸国の中でも医療水準が非常に高い国として知られています。特に首都クアラルンプールを中心とした都市部には、欧米の医療機関と変わらない設備・技術・サービス水準を備えた私立病院が多く存在しています。

Doctor

多くの医師がイギリスやオーストラリアなど英語圏の大学・大学院・専門機関で研修や教育を受けており、英語での診療対応はほぼ標準。また、専門分野の医師が揃っているため、内科・整形外科・耳鼻科・皮膚科など、日本にいるのと同じ感覚で専門医の診察を受けることが可能です。

さらに、クアラルンプールやモントキアラ、アラダマンサラ、バンサーといった日本人が多く住むエリアには、日本語対応のクリニックも充実しています。日本語が話せるマレーシア人スタッフや、日本人の医療コーディネーターが常駐しているところもあり、「受付も診察もすべて日本語で完結する」という環境が整っているのも、大きな魅力です。 ★関連記事:【日本人に人気のエリア5選】マレーシア就職で住みやすい街を徹底解説

特にマレーシアの医療制度は、公立病院と私立病院の二本立て。現地採用者として安心して利用できるのは、やはりサービスの質やスピードに優れた私立病院です。日本語対応の私立病院を知っておくだけで、もしもの時の安心感は段違い。 「英語が不安…」「海外の病院ってどんな雰囲気なんだろう…」という方にこそ、ぜひ知っておいていただきたい医療事情です。


日本人に人気の私立病院・クリニック紹介

マレーシアは、基本的にはクリニックや公立・私立病院などは、英語で医師とコミュニケーションを取っていただきますが、日本語が対応可能なクリニックや病院なども複数あります。今回はマレーシアで日本語が通じる私立病院・クリニックを一部紹介します。

Clinic
  • パンタイ病院(Pantai Hospital Kuala Lumpur)

バンサー近くの私立病院で、日本の大学病院並みの医療設備を備えています。日本人の通訳スタッフが2名在籍しており、予約から診察まで日本語でのサポートが可能。入院や健康診断も安心して受けられます。ご予約はお電話にて可能!

▸日本語直通:03-2296-0608

  • ひばりクリニック(Hibari Clinic)

モントキアラ、KLCC、アラダマンサラ、ペナン島に拠点を持ち、すべての分院に日本人または日本語堪能なスタッフが常駐。LINEでの予約が可能で、診察・薬の説明まで全て日本語で完結します。多くの日本人の方が利用しているクリニックの一つです。

▸日本語直通:03-6211-5919


  • あおいクリニック(Aoi Family Clinic)

住宅街として人気のアラダマンサラにあり、現地採用の日本人にも馴染みのあるエリア。日本語が話せるスタッフが常駐しており、日本的な丁寧な対応が魅力です。

▸日本語直通:012-392-6961


  • さくらデンタルクリニック(Sakura Dental Clinic)

日本語対応可能な総合歯科クリニック。虫歯治療から矯正まで幅広く対応しており、治療中も日本語スタッフが付き添ってくれるため安心感があります。LINEでのお問い合わせ・予約も可能です!


現地生活で知っておくと安心な医療の使い方Tips

マレーシアで生活を始めたばかりの方が体調を崩すのは、実は珍しいことではありません。日本と違う気候・食文化・生活環境によって、風邪・胃腸炎・腹痛などがよく見られる体調不良です。

そんなときに備えて、次のような“医療活用のコツ”を知っておくと、安心して生活をスタートできます。

Tips

1)風邪や腹痛は早めの受診が鉄則!

「そのうち治るだろう」と放置して悪化させてしまう方もいますが、症状が長引きやすくなる可能性もあります。 特に発熱や下痢、嘔吐を伴う症状は脱水を引き起こすリスクがあるため、我慢せずクリニックを受診するのがポイントです。

クリニックに行くほどでもないな…という時は、日本から持参してきた常備薬をまずは飲んでみるというのもいいかもしれません。


2)“かかりつけのクリニック”を1つ決めておくと安心

マレーシアでは、総合病院へ行くよりも、まずは地域のクリニック(GP)で診察を受けるのが一般的な流れです。 日本語が通じる、通いやすい、自宅から近い、LINEで予約できる…など、あなたの生活スタイルに合った“かかりつけ医”を見つけておくことをおすすめします。


3)LINEやWebで予約できるクリニックも増加中!

特にひばりクリニックなどは、LINE上で日本語メッセージによる予約や相談が可能。診察に行く前に「この症状で受診できますか?」と事前に確認できるので、時間や費用の無駄も防げます。事前予約をすることで待ち時間も少なく、柔軟な対応が可能なクリニックが多いのも、マレーシア医療の魅力です。


4)日本の保険証は使えない!会社の医療保険内容は必ず確認を

日本の健康保険証(国民健康保険)はマレーシアでは利用できません。そのため、現地採用で就職する際には、会社が提供する医療保険の補償範囲・提携病院などを必ず確認しましょう。 一般的には外来治療・入院などのカバーがありますが、通院時に立替払い→請求申請という形式もあります。入社しましたら、オリエンテーション内で医療保険に関しての説明がありますので、その際に会社へ確認しましょう!


まとめ:日本語で受診できる安心感は、マレーシア生活の味方です

「病気やケガをしたらどうしよう…」「海外の病院は不安」

海外就職前にこうした心配を抱える方は多いですが、マレーシアには“日本語で受診できる”という安心感が整っています。

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特に、日本人が多く住むモントキアラやアラダマンサラ周辺には、日本語対応の私立クリニック・病院が多数あります。

初診の予約から検査の説明、薬の服用方法まで、すべて日本語でやり取りできる環境が整っているのは、海外生活では大きな安心材料です。

医療の不安が取り除かれることで、仕事にも集中でき、マレーシア生活をより快適に過ごすことができます。

「いざという時も安心できる場所がある」――それだけで、海外就職の一歩を踏み出しやすくなるものです。

ぜひこの記事を参考に、自分に合った“かかりつけ”を見つけてくださいね。

いかがでしたでしょうか?

マレーシア就職を検討する上で、「医療」は意外と見落としがちな不安要素のひとつですが、実は日本語で受診できる病院や、丁寧な対応のクリニックもたくさんあります。

安心できる医療体制を事前に知っておくことで、現地生活への不安がぐっと軽くなりますよね。

この記事が、マレーシア就職を目指すみなさんの後押しになれば幸いです!





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